新年度になりました。研究室も新たな場所に移り、気分も新たに、またこの1年間、楽しく、にぎやかにやりたいと思います。
今年度はわたくしにとって慶應での最後の年度にあたります。そこで、年度の終わりごろに、これまでの研究成果をまとめて提示し、関連分野で活躍中の仲間に批判してもらおうという、ずるがしこい企画を立てました。「ずるがしこい」というのは、批判してもらうことで、これからの研究課題をより一層鮮明にさせてしまおうという、自分のために立案した企画でありながら、ついでに、みなさんにも考えを聞いていただこうという一石二鳥のもくろみがあるからです。お決まりの「最終講義」は性に合いませんので、その代わりといった感じで受け止めてくださっても構いません。
認知科学と言語教育のそれぞれについて別のプログラムを用意しました。
2013年1月12日土曜日 北館ホール(当初、「13日」としていたのは誤りです。)
「大津言語教育論を聞き、そして、斬る」
10:00-12:00 第一部 大津言語教育論の認知科学的基礎(ここは入門編)
13:00-15:00 第二部 大津言語教育論のいま
15:30-16:30 第三部 大津言語教育論を斬る
16:30-18:00 第四部 大津言語教育論のこれから 第三部は指定討論者(柳瀬陽介さん、松井孝志さん、亘理陽一さん)による批判、第四部はシンポジウムを考えています。
2013年1月26日土曜日 東館G-SEC
「言語獲得理論のいまとこれから」
10:00-12:00 第一部 言語獲得理論の基礎(ここは入門編)
13:00-15:00 第二部 言語獲得理論のいま
15:30-16:30 第三部 大津言語獲得理論を斬る
16:30-18:00 第四部 言語獲得理論のこれから
第三部は指定討論者(佐野哲也さん、杉崎鉱司さん、磯部美和さん)による批判、第四部はシンポジウムを考えています。 事前申し込み制をとるかを含め、詳細については、研究室の仲間と相談の上、改めてご案内いたします。 あ、これ、エイプリルフールのだまし掲示ではありません。念のため。
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