【日時】2012年5月12日(土)13時~18時(予定) 【会場】慶應義塾大学三田キャンパス東館6階G-SEC Lab 【参加費】無料 【申し込み】不要(直接会場にお越しください)
【演題】第二言語獲得研究の新たな展開
【要旨】(04/16/12掲載)生成文法に基づいた第二言語獲得研究を「普遍文法に基づく第二言語獲得研究」、あるいは、最近のことばを使えば「生物言語学としての第二言語獲得研究」と呼びます。第二言語獲得研究は、生成文法の進展や関連領域との連携により、従来とは異なった様相を呈しています。本コロキアムでは、このような観点から、第二言語獲得研究の可能性を探りたいと思います。
奮ってご参加ください。
【以下、大津付記 04/16/12】 第二言語獲得研究は、認知科学・脳科学に軸足を置いた研究と外国語教育に軸足を置いた研究に大別することができます。いずれもたくさんの研究成果が蓄積されていますが、前者については、第二言語獲得に関与する多種・多様な変数をどのような理想化と実験計画によって克服するかが重要な課題になっています。また、言語理論の抽象化が進む中で、第二言語獲得研究と言語理論との「結びつき」をどのように考えればよいのかという、より本質的な問題もあります。今回のコロキアムでは、この分野で(も)精力的な活躍をされている遊佐典昭さんをお迎えし、お考えを披露していただきます。
また、後半部には、慶應義塾大学大学院の院生で、第二言語獲得の分野で博士論文を準備中の桃生(ものう)朋子がその研究成果を(手短に)発表し、公開指導していただくという企画も組み込んであります。
さらに、このコロキアムの2週間後の週末、5月26日(土曜日)に開催される日本英文学会大会(於専修大学生田キャンパス)では、以下のシンポジウムが企画されています。併せて、お聞きになれば、より豊かな気持ちになれるかと思います。
第六部門 (10号館1階10102教室) 言語理論からみた第二言語獲得研究 —英語教育との接点を求めて— 司会・講師 宮城学院女子大学教授 遊佐典昭 講師 三重大学特任講師 大滝宏一 講師 大阪大学准教授 宮本陽一 講師 慶應義塾大学教授 大津由紀雄 http://www.elsj.org/
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