文部科学省が2010年11月に設置した「外国語能力の向上に関する検討会」(座長:吉田研作上智大学教授)が審議のまとめとして「国際共通語としての英語力向上のための5つの提言と具体的施策~英語を学ぶ意欲と使う機会の充実を通じた確かなコミュニケーション能力の育成に向けて~」(2011年6月30日、ただし、ウェッブ上にアップされたのは7月13日)をとりまとめました。この報告書は今後の英語教育、とくに、学校英語教育に大きな影響を与えるものと考えられます。
報告書と参考資料は
からpdfファイルとしてダウンロードできます。
また、これまでの会合の議事録等も文科省のウェッブサイトに掲載されています。
そこで、
でご案内した
日本英文学会関東支部大会講演
2011年11月5日土曜日午後 慶應義塾大学日吉キャンパス
では、この報告書を批判的に検討し、その作業をとおして見えてくる学校英語教育の現状の問題点とそのあるべき姿について論じたいと思います。なお、上記ページで「未定」としておいた演題は、
学校英語教育のこれからを考える
—「国際共通語としての英語力向上のための5つの提言と具体的施策」の批判的検討をとおして見えてくるもの—
とすることにしました。 講演部分は公開だそうですので、学会員でなくても参加できます。もちろん、大学関係者である必要もありません。わたくしが理解する限り、事前申し込みなどはありませんので、直接会場に来てくだされば、参加できます。講演会場、開始時間などについてはわかり次第、このブログでもご案内します。
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