カナダのブリティッシュコロンビア大学で応用言語学の研究をされている久保田竜子さんのインタビューがWedge Infinityに掲載されました。 http://wedge.ismedia.jp/articles/print/14609
久保田さんの近著『英語教育幻想』(ちくま新書)は話題になりましたので、ご存知の方も多いかと思います。
このインタビューをお読みになったら、ぜひ上記の新書もお読みください。応用言語学などの知見で明らかにされていること、まだ明らかとなっていないことについて貴重な情報が得られます。
Amazonの短評では《批判だけで対案がない》といった定番のコメントも寄せられていますが、まずは現状をきちんと認識することから始めないとどうにもなりません。急いで付け加えておくと、わたくしは対案の提示が必要ないと言っているのではありません。《対案がないなら批判する資格がない!》ということで耳を貸さないという態度は理解できないというだけのことです。これまた急いで付け加えれば、久保田さんのご本をきちんと読めば、「対案」がどのようなものであるべきなのかも自ずと見えてくるはずです。
この記事を書いているところに、こんなニュースが飛び込んできました。 http://www.tnc.tohoku.ac.jp/images/news/H33housin.pdf 《やるな、東北大!》という思いです。
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