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執筆者の写真大津由紀雄

AERA dot.掲載の記事

AERA dot.というサイトに、わたくしのインタビュー記事が掲載されました。


タイトルのつけ方が上手ですね。曰く、「文科省から「無茶な発言やめて」と釘を刺され……英語民間試験、委員唯一の反対派 大津由紀雄さん」。この記事、インタビューをした稲田砂知子さんというかたがまとめてくれたものです。紙幅の関係で端折られている部分もたくさんありますが、この字数でまとめるのは大変だったことと想像します。


じつは、この記事、少し前にAERA English 2020 Spring & Summerという雑誌に掲載されたもので、「5月9日にはネットにも上げますね」と連絡を受けていました。そのことをすっかり失念していました。すると、Facebookの「友達」が記事のことを知らせてくれ、FB上で紹介までしてくれました。


読んだかたからの反応もいくつかあるのですが、《写真が(だいぶ)前のものだ》といったコメントもありました。たしかに、今年撮ったものではありません。あれは明海大学の学部長室ですので、4年ぐらい前かな。激務当時のものです。でも、わたくしからあの写真を載せてくださいと望んで提供したのではありません。


稲田さんに3枚の写真を送り、「どれかよさそうなものを選んでください。自選は最初のものですが、ちょっとお茶目すぎるかな」と付け加えておきました。その最初の写真がこれです。

これ、明海大学でのゼミでのひとこまで、まさに今年撮ったものです。かなり気を許していることが表情などによく表れています。もちろん、ボードのほうに注意がいき、「大津はいまだにあんな古臭い句構造を教えているのか」とか、「大津は必要条件と十分条件の区別もできないのか」とか言われる危険性は十分承知の上です。入門書を書くときと同じで、同業者の目を気にしすぎるとろくなことはありません。

で、AERA Englishの編集部が選んだのがこの写真です。

稲田さんは「正面を向いているほうがいいということで」という、穏やかな理由を伝えてくれましたが、編集部でのやりとりは容易に想像できます。まあ、掲載写真のすまし顔の人が「文科省から「無茶な発言やめて」と釘を刺され」たほうが意外性がありますしね。最初の写真では《いかにも!》という感じです。


ちなみに、出たばかりの『明海大学外国語学部論集』第32集は昨年度末で明海大学を退職したJesse Glassさん、劉勲寧さん、それにわたくしの「退任記念論文集」ということで、巻頭に3人の写真が掲載されています。Jesseと劉さんは穏やかな表情のお写真で、わたくしのはさきほどお見せした「ゼミ風景」のものです。理事長、学長、学部長たちがどんな顔をしたか、ちょっと知りたい気もします。

















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